【不妊治療体験談 #3】初めての不妊クリニック受診

「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されて4年ほど経った2018年3月結婚をしました。

当時の年齢は29歳。
旦那さんも私もサウナや美味しいものを食べに行くことが好きで、
子どもなしで楽しめる趣味が多かったり、結婚式や新婚旅行へ行ったりもしたいと思っていたりで、
子どもはもう少し先でもいいかなと思っていました。

ただ、その後1年経っても全く妊娠の気配がありませんでした。
一般的には、1年ほど健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、
妊娠しないと「不妊」といわれる
そうで、
まずはクリニックに相談しに行くことにしました。

その際の体験談を記していきます。

目次

初めての不妊クリニック

不妊治療に関する知識が全く無かった私は、
まずは家の目と鼻の先にある産婦人科に相談にいくことにしました。

その産婦人科は、一般不妊治療も行っているとても小さな町医者です。
夫と一緒に相談に行き、以下の検査をしました。


・膣内エコー検査
・血液検査


・精液検査 (後日、採取した精液を持って行きました)

検査結果

まずは私の検査結果について、
膣内エコー検査で見た卵巣にはたくさんの小さな卵胞が見えました。
※これをネックレスサインといいます。

ネックレスサインの様子 (引用元:ゆかりレディースクリニック


そして、血中内にある「黄体ホルモンの数値が高値」にも関わらず、
「卵胞刺激ホルモンが正常」という典型的な多嚢胞性卵巣症候群であることが再度わかりました。

また、これまで夫の精液を調べたことはありませんでしたが、
運動率や濃度、形状など問題がないことが分かりました。

私の多嚢胞性卵巣症候群はもともと分かっていたので、
「そうですよね…」と思いつつ、夫に問題がないことが分かったのは朗報でした!

やはり不妊の原因は私にあった・・・

検査結果を踏まえ、先生からは、

多嚢胞性卵巣症候群の人は、自力で排卵することがなかなか難しいです。
排卵誘発剤を使いながら卵胞を育てて、夫婦生活(=性交)のタイミングを排卵日に取るところから始めましょう。

と提案がありました。

24歳の時に多嚢胞性卵巣症候群であると診断された時に、
不妊の原因になりうるというのは聞いていましたが、
その時は結婚も考えていなかったし漠然とそうなんだ程度にしか考えていませんでした。

でも、いざクリニックで医師から「多嚢胞性卵巣症候群が不妊原因だ」と聞くと、
なんだか旦那さんに申し訳なくなりました。

結婚前に、夫に多嚢胞性卵巣症候群という持病があることは伝えていたこともあり、
夫からは「全然気にしてないし、今しかできないことだから、一緒に頑張ろう」という言葉を掛けてもらいました。
夫の理解や協力してくれる姿勢に、とても嬉しい気持ちになりました。

ここから私の不妊治療はスタートしました。

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